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2016.10.14 (Fri)

天然の仕上げ砥石

10月14日は「砥石の日」という事なので・・・砥石の話を。

私が仕事を始めたころ、もう30数年前になりますが・・・
先代と京都へ天然の仕上げ砥石を買いに行ったことがありました。

ちょっと記憶が曖昧ですが、阪急の嵐山からタクシーに乗り20~30分くらいだったか、
山道をどんどんと進むと、えっ此処?という感じの古い民家の前でタクシーを降り
先代に続いて中に入ると、そこが砥石屋さんでした。

砥石の事などまったく分かっていなかった青年(私の事ですが)は、先代と店主が話す
内容もほとんど理解できず、その時にした事といえば水を張った大きな桶の横で砥石の面を直し、
先代に見せ、店主のうんちくを聞いた記憶ぐらいしか無く、
古めかしい店内で砥石のにおいだけが今も印象に残っています。

数日後、その時に買った砥石が送られてきました。
それとは別にその日に持ち帰った砥石もありました。
先代はその中から1本取り出し
「何年先になるかわからんけど、自分でそろそろこの砥石を使ってもええかな。
と思える時が来たら、おろして使え」と言って私にくれました。

それから今日まで、何本も天然の仕上げ砥石を使いましたが、
もうそろそろ使っても良い時期かと自分で判断し、先日おろす事にしました。

天然砥石


この「正本山」の使い心地はとても良いのですが、今まで使っていた「巣板」も
少し硬めのあたりがあり気に入ってるので、今後も併用して使って行こうと思います。
20:51  |  道具

2016.10.05 (Wed)

革裁ち包丁(特注品)

ネットショッピングのページに掲載している革裁ち包丁は

幅18mm~60mm ですが、規格外のご要望も承っております。
 (特注品の納期は場合により2か月ほど頂戴することがあります。)

今回納品した品は 幅75mmです。

IMG_1242.jpg

「テフロン製(ブロンズ入)のテープをカットするのに使用します。
 包丁の幅をフルに使ったり、厚みのあるもの(10mm程度)を切ったりもします。」
とのことでした。

標準的なサイズ(幅30mm)の刃と比べると、その大きさがよくわかります。
IMG_1249.jpg



=====
また、別のお客様からは、革細工に使用する道具で
平目打ち12mm幅(下の写真の右側3丁、黒い工具・他店でご購入品)を研いで欲しいと
依頼をいただきましたが、こちらは安価で、もともとの鋼材が柔らかい為
研いでも新品時以上に良くならないことをお伝えすると

「では、12mm幅の平目打ちに変わる刃物を
 革裁ち包丁の材料(青二鋼)で作って欲しい」
というご注文を承り
青二鋼の鋼材を加工してヤスリ用の柄をつけて納品しました。
(下の写真の左側2丁、木のハンドルの刃物)
IMG_1240.jpg

納品後、1か月ほどして
「刃物はとてもいい感じです。ありがとうございます。大事に使おうと思います。」
とご連絡をいただきました。


IMG_1248.jpg

幅60mmまでの革裁ち包丁の身(刃)は常時在庫がございますが
柄や刃をつけていない状態ですので
直接ご来店いただいてもその日にお持ち帰りいただけません。

遠方からお越しのお客様は2営業日前までに
事前にお電話・メール・FAXにてご注文ください。
宜しくお願いいたします。

  源利平 山東(ミナモトノトシヒラ サントウ)
  http://www.hamono310.com/
17:12  |  商品案内
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