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2014.03.18 (Tue)

戦時徴用船~知られざる民間商船の悲劇~

(文:Akiko)

先月のはじめ、「みやび流押絵」の小西松甫様から
「テレビ出演のお知らせ」のご案内ハガキを頂戴しました。

お父さまがNHKのEテレ特集
 
 「戦時徴用船~知られざる民間商船の悲劇~

の取材を受けて番組にご出演されるとのこと。

松甫様のブログでもその案内をしておられました。

NHKの番組放送は既に終了しておりますが、

 「民間商船の悲劇」

をキーワードにネット検索すると
Dailymotion(デイリーモーション:You Tubeのような動画共有サービス)
に投稿された動画を(2014年3月現在)見ることができます。

普段、松甫様のお父さまのハサミも一緒にメンテナンスを承っています。

■押絵製作:荒切り用のハサミ
 荒切り用のハサミ

このご縁がなければ見逃していた番組。

私の知らなかった戦争のひとコマをこの番組を通して見ることができました。

大阪商船のたどった運命・・・
死を覚悟して船に乗り込み、命を落とした方の心の痛みや、
生還できても、後の人生ずっと背負い続けておられるものがある事を思うと・・・。
また、戦時中、軍に徴用されて沈んだ船、その乗組み員たちから
状況を聞き取り、記録の為に絵を描き続けた
大阪商船の嘱託画家:大久保一郎さん。
悲惨な状況を絵で表現し続けた大久保画伯の心情は計り知れないものがあり・・・。
今の平和で自由な時代に生きていることを改めて有難く思う次第です。

当時の大阪商船本社ビル「ダイビル」は、後々、私が社会人になって初めて通った
英会話教室のあったところです。今から26年も前の話です。
現在は新しいビルに建て替わり、私の好きなパンやさん(パリアッシュ)が
入っているビルでもあります。

ブログではうまく表現できませんが、感慨深いものがあります。
12:36  |  日常

2014.03.17 (Mon)

手仕事

(文:Akiko)

ハサミの研ぎ・修理を承る際、どのような用途でお使いになられるかを伺って、
出来る限りその用途に合うように刃付け仕上げ調整させていただいております。

口頭で伺うより、その手仕事を動画で拝見できるとより理解が深まります。

当工房では、2007年から「みやび流押絵」の小西様からハサミの研ぎ・修理を承っています。
先日、小西様が

 「Oshie from Japan !! 押絵はこうして作られる!!」

をYou Tubeの動画に投稿されました。



普段、どのようにハサミをお使いになれれているのか、
大変参考になりました。

自分たちと関わりのある方の手仕事を動画で拝見できるのは大変興味深いものです。
12:41  |  日常

2014.03.02 (Sun)

いちにち切り紙ワークショップ(開催日2014年4月5日)

(文:Akiko)

いちにち切り紙ワークショップ  開催のご案内です。

先月、当店の2階で初めて「切り紙のワークショップ」を開きました。
今後は2か月に一度のペースで定期的に開催させていただく予定です。

一回完結のお講座ですので、初めての方も安心してご参加ください。

  1404_ws_image.jpg



ハサミでチョキチョキ…、
 中国の切り紙・「剪紙(せんし)」の手法を使った切り紙ワークショップです。

春のモチーフを切って風に揺れるモビールを作ります。
シンプルにひとつ、つなげて賑やかに。
余裕のある方はバランスモビールにも挑戦してみて下さい。

 02_20140302211308f31.jpg


 01_201403022113326cd.jpg

 ※切り紙のデザインは変更する場合があります。
 ※切り紙をつなげる際に目打ちや針を使用します。
   (必要な道具はこちらで準備いたします。)

講師:上野文緒さん http://www.geocities.jp/kasparek_xu/

日時:2014/4/5(土) 14:00~2時間半程度
参加費:2500円(材料費、お茶・お菓子付)
定員:8名
持ち物:筆記用具。紙・ハサミ・ホチキスはこちらで準備いたします。
 以前、上野文緒さんの「切り紙ワークショップ」に参加された方で、
 ご自身で作りたい作品がある場合は、図案などを各自持参くださっても結構です。
場所:打刃物工房 源利平 山東(map
申し込み:
 打刃物工房 源利平 山東、もしくは講師の上野文緒さんのメール宛にお申し込みください。
 (件名に「ワ ークショップ参加希望」と表記ください。)

 ■問合せ:山東(さんとう) 電話06-6636-3100 (9時~18時 日・祝休み)

 ■案内チラシ:
  ※下の画像クリックでPDFファイルを表示できます。(PDF:627KB) 
  ※ご覧いただくためには Adobe Reader が必要です。

    s350_chirashi.jpg
21:35  |  ワークショップ

2014.03.01 (Sat)

雲が出た

(文:Akiko)

「雲が出た」と言っても空の雲ではありません。
刃物の「雲」の話です。


他店でご購入になられた裁ちばさみの
研ぎ・修理をお預かりしました。

(修理前・全体写真)
裁ちばさみの研ぎ修理前


雲が出ているか自然光で見てもわかりません。
(修理前:画像クリックで拡大します。)
裁ちばさみの研ぎ修理


でも、蛍光灯をあてて角度を変えながら見ると
「雲」が現れました。

蛍光灯


白鋼の焼き入れは難しく、製造時に「雲」がでることがあるそうです。
雲の真ん中部分は軟らかく、刃物としての価値は残念ながら下がります。


ハサミに付いていたサビは(修理前)
裁ちばさみのサビ


綺麗に落とせても(修理後)
サビとり後


製造時にできた雲は落とせません。
しかし修理後、自然光で見ると、雲はわかりません。

(修理後の裁ちばさみ)
自然光

当工房では、お預かりした刃物の研ぎ・修理後に
特筆すべきことがある場合は、「雲がでている」
「ハガネがあまい(軟らかい)」「ハガネが残り少ない」などの
「刃物診断」をお伝えしています。

色々なメーカーの裁ちばさみの修理を長年承っておりますが、
一流ブランド品でも最近は雲が出たりハンドルが曲がっていたりすることがあります。

最近製造されたものより、ちょっと昔に製造されたものの方が
丁寧に作られていて、材質も良いことが多く、当工房でも
せっかく古物の免許を取ったのですから、今後は積極的に
「良い物・価値のあるもの」の買取も行っていこうと考えています。

今の所、郵送による買取は行いません。
また、いきなりご来店いただいても査定いたしかねます。
事務処理担当の私では目利きできませんので、
長年、数多くの刃物の研ぎ・修理経験のある夫が在店している時に
お越いただく必要があります。
ご希望の方は事前にお問合せ→来店日時のご予約をいただいた上で
現物をご持参ください。

 ■問合せ先
  源利平 山東(みなもとのとしひら さんとう)
  電話:06-6636-3100(定休日:日曜・祝日・第2土曜)
  メール:info@hamono310.com
  URL: http://www.hamono310.com/
17:47  |  刃物研ぎ・修理
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