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2009.04.24 (Fri)

猪解体の道具

(文:店主の妻)

当店では、季節ごとに
”毎年、この時期にだけお越しになるお客様” が、何人かおられます。
その中のお一人、冬が終わるとお越し下さるAさま。

冬場にチームを組んで猪狩りをして、解体もご自分達でされるそうです。
先月、研ぎ・修理にお預かりしたその道具は
                     ↓↓↓  (写真は研ぎ・修理前です。)
猪解体道具(研ぎ・修理前)


  当店でご購入いただいた「皮はぎ包丁(研ぎ・修理前)」
  ↓↓↓
皮はぎ包丁(研ぎ・修理前)


  「皮はぎ包丁(研ぎ・修理後)」
  ↓↓↓
皮はぎ包丁(研ぎ・修理後)

私は当店で販売している家庭用包丁のほとんどを日常使いして、
その使い心地の違いを自分で試していますが、
この「皮はぎ包丁(特殊包丁)」は使う機会がなく、
どう使うのかも知らず・・・。

「いつの日か猪を解体するところを見せていただきたいなぁ~」と思ったり、
「イヤ、やっぱり見てしまうと夢に出てきそうなので、見ない方がいいのかも」と思ったり。。。

Aさまのお話では
  「今年は11頭捕れたけどオスばっかりで・・・。
   去年は3頭しかとれんかったけど、3頭ともメスやった。
   オスよりメスの方が肉が柔らかくて美味しいねん。」
とのこと。
私も美味しい猪肉を食べてみた~い♪

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サバキ西型(刃欠け)
  ↑↑↑
  サバキ(西型)の修理前です。ところどころ刃欠けしています。
   (写真クリックで拡大します。)


  サバキ(西型)の修理後です。刃欠けも直りました。
  ↓↓↓
サバキ西型(刃欠け・修理後

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小ナイフ(修理前・切っ先欠
  ↑↑↑
  小ナイフ修理前です。切っ先が欠けています。


  小ナイフの修理後です。刃欠けを取り、もとの形に整形しました。
  ↓↓↓
小ナイフ(修理後)

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サバキ
  ↑↑↑
  随分細くなったサバキ(東型)修理前です。
  この細さ(形)がとても使いやすいそうです。


  サバキ(東型)の修理後です。
  ↓↓↓
サバキ東型(修理後)

ひと冬の仕事を終えた包丁達。
綺麗にお直ししてもらって、次の冬が来るまで休息タイムです。
17:10  |  刃物研ぎ・修理  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2009.04.18 (Sat)

裁ちばさみのハンドル加工

先日、当店の商品

  「源利平(としひら) 裁ちばさみ(ラシャ切鋏) 安来鋼 青一号 240mm 【研ぎサービス券付】

をご購入くださった東京のK様。

  切れ味が抜群に良くて気に入ったので
  もう一本欲しいけど、
  溶剤を使う仕事の為、ハンドル部分の黒い塗装が
  溶けてとれてしまう。
  同じタイプのハサミでハンドル塗装していないものはありませんか?

とのご相談をお電話でいただきました。

そこで、当工房でハンドル塗装を研削して裁ちばさみを納品しました。

裁ちばさみ比較
写真右が通常の裁ちばさみ、左がハンドル塗装を研削した裁ちばさみです。

■通常のハサミのハンドル
裁ちばさみ通常のハンドル


■塗装をはがしたハンドル
裁ちばさみハンドル加工後

当店でご購入いただく他の商品のハンドル塗装はがしも承ります。

  当店でご購入のハサミ ハンドル塗料はがし別途料金 頂戴いたします。
08:54  |  商品案内  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2009.04.13 (Mon)

溶接

当工房では先代の頃から 溶接は「藤原さん」のところでいつもお願いしています。

包丁の中心(なかご:柄の差込部分)の溶接やコテの補強の為の接ぎ足しなど、いろいろとこちらからの細かい注文を受けて下さり、本当に有難く思っています。

溶接作業1

溶接作業2


「町の鉄工所もだんだんと後継者がおらんからなぁ。ワシもいつまでするかわからんでぇ。」と笑いながら話をして下さいました。


17:37  |  刃物研ぎ・修理  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2009.04.10 (Fri)

ピンキングばさみの研ぎ・修理承ります

以前にもこのブログで 「ピンキングばさみ」 について
書いた事がありますが、

  「ピンキングも研げますか?」

という当工房へのお問い合わせが多いので
ピンキングばさみの研ぎ・修理を承る前に

  「予めご了承いただきたいこと」

を今日は書かせていただきます。

ピンキングばさみの開閉がかたくなったり、切れ味が悪くなった時、
大抵の場合は研ぎ・修理で切れ味が戻ります。
ただし、次の場合は修理がきかないことがあります。

(1)素人が研いではいけない所を研いだ場合。
  「写真1」のオレンジ色でマーキングした面を以前に研いでいると
  切れ味を戻すことはできません。
  ピンキングばさみの研いではダメな所

  「写真2」のオレンジ色でマーキングした面の研ぎであれば修理できます。
※グラインダーなどで研ぎ、焼きが戻っている場合は切れ味が戻らない事があります。
  ピンキングばさみの研いでも良い所

(2)ピンキングばさみの持ち手(ハンドル)部分がプラスチック製のものは
  研ぎをしても切れ味が戻らない事があります。

一般的に持ち手部分がプラスチック製のピンキングばさみは
安価で使い捨てタイプが多いです。
また、新品時は軽くて使いやすく感じるかも知れませんが
ハサミのネジ下部分に付いているボール(球状)が本体にクイ込み
削れると刃がうまくかみ合わなくなります。
 
ハサミにヒズミが出ている場合、持ち手部分がプラスチックハンドルの
ものは正確なヒズミ調整ができません。

ハサミは研ぎをしただけでは切れるようにはならず、
ヒズミ調整も重要なポイントとなります。

研ぎをしても切れ味の戻らないピンキングばさみは
その修理代金を頂戴しませんが、往復にかかる送料は
お客様負担となります。

ピンキングばさみの研ぎ・修理に関するお問い合わせは
当店(源利平 山東)の研ぎ・修理コーナー
  研ぎ・修理:http://www.hamono310.com/togi.html
からお願いします。

  
22:13  |  刃物研ぎ・修理  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2009.04.05 (Sun)

何か始めたくなる季節

(文:店主の妻)

先日、桜守で有名な京都の佐野藤右衛門さんが
あるテレビ番組でおっしゃっていました。

  「“花が咲く”のは桜にとっての一年の最後なんです。
    去年一年の成果が花なんです。」と。

桜って冬の間、葉っぱ一枚まとわない姿だから、
花が桜にとっての一年の始まりと思ってました~

桜


今日は少し曇ってたけれど主人と一緒に天王寺公園をプラプラお散歩しました。

もみじ

もみじの若葉もとても優しい色です


毎年、何か新しい事を始めたくなるこの季節、

写経

東急ハンズで写経用紙を買いました。
写経がしたいというより、最近字を書く機会が減ったなぁ~と思い、
集中して筆を持つ時間が作りたくなって
写経してみる事にしました
22:39  |  日常  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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