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2008.10.29 (Wed)

刃物の熱処理不良

先日、お客様から「他店で購入した刃物の研ぎもしていただけますか?」という
問い合わせがありました。

「もちろん、大丈夫ですよ。」ということでお預かりした物が下記写真の
革(皮)裁ち包丁です。

革裁ち包丁

直刃をマジックで線引きしたとおりに斜め刃に型直しをする作業の途中に刃の割れを発見しました。

刃物の焼き入れ不良

研いでも研いでも同じ箇所が欠けてきます。これは、製造過程における熱処理不良です。

色々なブランド(メーカー)の刃物の研ぎをしていると、鋼材の良し悪し、作り手の技術のレベルなどが良く判ります。

今回の刃物のようにお預かりした時の外観からは何もないように見えても、このような事が後から判る場合があります。
刃割れや刃欠け以外にも、ハガネが軟らかくなまった「刃物」もあります。
いずれの場合も研いでみると熱処理不良は必ずわかります。

私自身が実際に研ぎ・修理に携わっていて感じる事ですが、プロの仕事は経験が物を言う部分が大半です。しかしその経験は日々の仕事への取り組み方、基本的な物事の考え方の上に成り立っていると思います。
18:21  |  刃物研ぎ・修理  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2008.10.24 (Fri)

つながり

ご近所の Hさん(同級生の母) が作ってくださった飾り置き物。

DSCN6009.jpg

折込チラシや古くなったコピー紙を利用して作られたものです。

お店のカウンターの上に置いていると興味深く見ていかれる方が多く、
お客さんの中には「これ、頂戴!」とせがまれる事もあります。

友人の家を訪ねた折、その事を Hさん に話すと
「いやぁ~、うれしいわぁ。貰ってくれる人がいたら、また作ろうという気になるから、
欲しい人がいたら、なんぼでもあげて。」と、さらに3体いただき、
欲しいという方々に差し上げました。

先日、その中の一人、80歳くらいのお婆さんがお店に訪れ
「作って頂いた方にどうしてもお礼がしたいから」とお漬物を持って来られ
「ありがとう、よろしく言っておいてね。」と言付かりました。

その伝言と一緒にお漬物を Hさん に渡すと
「お礼なんて、そんなの貰ったら、あかんわ。
人形は欲しいて言ってくれる人がいるだけで私も嬉しいから。
・・・でも折角だから今回は有りがたくいただいとくわね。
その方にもよろしく言っておいてね。」と言われ、
間に入った私は嬉しい言葉を両方からかけられ、ホッコリとした気持ちになりました。

人は人との繋がりの中で生きているんやなぁ、とあらためて感じた出来事でした。

その後、うちの母も Hさん から基本の作り方を教えてもらい、母なりにアレンジして
花瓶などを作って楽しんでいます。

DSCN6033.jpg



19:20  |  日常  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2008.10.13 (Mon)

倶留尊山(くろそやま)

倶留尊山(くろそやま) 「どこですか?」と言われそうですが、「曽爾高原です。」と言えばほとんどの人が、「あぁススキが綺麗な・・・。」と言いはります。

三太夫で昼食後、名張まで車を走らせ青蓮寺湖、香落渓を通り曽爾高原へ向かう予定が、途中崖崩れで通行止めということでカーナビの指示どおり368号から御杖村経由で行く事にしました。
後から広域地図を見ると少し戻り赤目の滝へ行く道から行った方が近かったようです。
ナビも賢いようでアホな所もあるようです。

午後2時過ぎに到着しましたが、お亀の湯を過ぎたあたりから大渋滞で駐車場に車を停めたのが3時過ぎ。
またしても倶留尊山、断念か!と思われましたが、とりあえずいける所まで行こう、ということで登り始めました。
DSCN5800.jpg


午後4時前に二本ボソに到着。小屋のおばさんから、「今から山頂まで往復で1時間かかるよ。秋の日はつるべ落とし、て言うから暗くなると足元が見えないし、やめといたら。」と言われましたが、とりあえず行けるところまでということで出発しました。

二本ボソから先は500円の入山料が必要ですが、ここから先は確かに山容が一変し険しい道がところどころあります。約20分でなんとか山頂へ到着、久しぶりに両手をついて息を整えました。
DSCN5807.jpg

紅葉にはまだ少し早いようでしたが、このあたりから見る風景はしみじみと秋を感じさせてくれました。

下りは思っていたより時間の余裕があり日の入りを待ち写真を1枚。
DSCN5832.jpg


振り返るとお月さんも山すそから少し顔を出した所でもう1枚。
DSCN5838.jpg

帰りはお亀の湯に浸かり帰路へ。
18:56  |  遊ぶ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2008.10.09 (Thu)

裁ちばさみの刃先折れ修理

裁ちばさみを落としたりすると、刃先が折れることがあります。
今回お預かりしたハサミは両方とも先が折れていました。

研ぎ・修理前
刃先折れ(型直し前)

それをご希望の形に型直しできます。
今回はきっ先にかけてなめらかに仕上げるように、ということでした。
研ぎ・修理後
刃先折れ(型直し後)

通常、裁ちばさみの表面サビとり(総磨き仕上げ)は
別途料金が200~300円ほどかかりますが、当店を初めてご利用のお客様に限り

  無料サービス

にさせていただいてます。
はさみの切れ味に関係のないところですが、綺麗になると気持ちのいいものです。

17:39  |  刃物研ぎ・修理  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2008.10.02 (Thu)

革(皮)裁ち包丁の特注品

革(皮)裁ち包丁の特注品
  別名、「革漉き(かわすき)包丁」とも呼ばれています。
※今回は皮漉き専門の職人さんからの依頼で6丁製作しました。

革(皮)裁ち包丁

サイズは幅が2寸(約60mm)、青二鋼です。
直刃仕上げです。

通常の革(皮)裁ち包丁の倍の幅があります。
写真左が幅寸(約30mm)、右が今回特注の2寸(約60mm)です。

革(皮)裁ち寸と2寸

持ち手も「太い目に・・・。」とのご希望がありました。

鉋(カンナ)の刃と同じように裏を出しますが、刃の厚みが薄いため割れないように
細心の注意が必要です。


 ■参照:商品ページ
   皮裁ち包丁(革漉き包丁) 源利平 青二鋼 60mm 
08:23  |  商品案内  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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